公開日時:2022.05.11

最終更新日:2022/06/06

【初心者向け】SEOとは?SEOをわかりやすく解説!

seo

こんにちは!Global Web Designの福田です。

Web制作に関わる方で「SEO」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
また

「SEOって何?」
「SEO対策って何をしたらいいの?」

と思っている方も多いと思います。

そこで今回はSEOについて解説していきます!

SEOとは?

SEOは「Search Engine Optimization」の略語で検索エンジン最適化といいます。

SEOは検索エンジンに評価されやすいようにWebサイトの構造や内容をGoogleなどの検索エンジンに最適化する事です。
このSEOが成功することで検索結果における順位が上がり、Webサイトへのアクセス数を増やすことができます。

検索エンジンでご自身のサイトが上位表示されれば、検索順位が下がらない限り、ユーザからの継続的なアクセスを期待することができます。

SEO対策とは?

ここからは

「SEO対策とはどんなことをするの?」

と疑問をお持ちの方にSEO対策について解説していきます!

検索エンジンについて

まず、SEO対策するにあたって検索エンジンの検索順位について見ていきましょう!
まずはデスクトップの検索エンジンの順位は

  1. Google 85.21%
  2. bing 8.06%
  3. yahoo 2.62%
引用:statcounter

1位がgoogle、2位がbing、3位がYahoo!となっています。(2022年5月10日現在)

次にモバイルの検索エンジンの順位は

  1. google 95.43%
  2. Baidu 1.48%
  3. yahoo 0.79%
引用:statcounter

1位がgoogle、2位がBaidu、3位がYahoo!となっています。(2022年5月10日現在)

デスクトップ、モバイルともに1位Googleで、スマホに関しては90%以上Googleで検索がされている状態です。

またYahoo!の 検索エンジンは、Googleの検索アルゴリズムを使用しているのでGoogleとYahoo!のWebサイトのインデックス基準は同じになります。

つまりGoogleのSEO対策をすれば、GoogleとYahoo!のシェア(約90%)に対策できることになります。

どのようなサイトが上位表示されるのか?

では実際、どのようなサイトが検索エンジンに上位表示されるのでしょうか?
上位表示されるためにはGoogle が掲げる 10 の事実を考慮することが大切になります。

1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。新しいウェブブラウザを開発するときも、トップページの外観に手を加えるときも、Google 内部の目標や収益ではなく、ユーザーを最も重視してきました。Google のトップページはインターフェースが明快で、ページは瞬時に読み込まれます。金銭と引き換えに検索結果の順位を操作することは一切ありません。広告は、広告であることを明記したうえで、関連性の高い情報を邪魔にならない形で提示します。新しいツールやアプリケーションを開発するときも、もっと違う作りならよかったのに、という思いをユーザーに抱かせない、完成度の高いデザインを目指しています。”


引用:Google が掲げる 10 の事実


ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」の言葉で、Googleはユーザにとって最も利便性の高い検索結果を返そうとしています。

つまり、ユーザが使いやすいかどうかで検索順位が決まるのです。

では、ここから具体的なSEO対策について見ていきましょう!

キーワードの選定と評価

検索ユーザにとって使いやすいかどうかを考える上で大切な事は

「検索ユーザは自分の悩みや質問に関する答えが欲しい」

ということです。

つまり、検索ユーザがキーワードを選んで「検索」して、検索した意図にあったコンテンツが良いということになります。

それを踏まえた上で、どんなキーワードで検索ユーザを自分のWebサイトやビジネスに誘導するかを決める必要があります。

では、検索ユーザはどのようなキーワードを選んで検索するのでしょうか?
自分のWebサイトやビジネスに関連する検査キーワードを選定していきますが、大切なのはそのキーワードを実際に検索する人がどれくらいいるのかということです(検索ボリューム)。

検索ボリュームを判断するには「Google キーワードプランナー」や「Googleトレンド」、「ラッコキーワード」、「Ubersuggest」などを利用します。
検索ボリュームは大きいが競合も多いビックキーワードや、複数のキーワードの組み合わせ、キーワードと地域名のスモールキーワードを選んでいきます。

キーワード選定に関してはまた違う記事で詳しく書きたいと思っています。

コンテンツSEO

コンテンツSEOは検索ニーズに合わせたコンテンツの企画、商品やブランドのコンテンツ企画、古くなったページのメンテナンス、サイトやページの信頼性の向上等の対策を行います。

高品質なWebコンテンツがたくさんあるほど、GoogleやYahoo!などの検索エンジンから多くのアクセスを集められます。
高品質なWebのあるコンテンツをきちんと配信していけば、検索エンジンの方が勝手にこちらのWebコンテンツを見つけてくれて、上位に表示してくれることになります。

内部SEO

Web制作をする際に関わってくるのが内部SEOです。
内部SEOの具体的な対策は

  • HTMLの構成
  • サイトマップの生成
  • ページのタイトルやmetaタグの設定
  • サーバーの速さやファイルの読み込みの速さなどの改善

などさまざまな項目があります。

無料のツールとしてGoogleの拡張機能「Lighthouse」やGoogleの「PageSpeed Insights」などがあります。
Lighthouse」では以下の項目をチェックしてくれます。

  • Performance
    ページの読み込みやユーザ操作によるレスポンスの速さに関するチェック
  • Accessibility
    テキストや背景が見やすいか、HTMLが正しく設定されているか、ユーザや検索エンジンに対して最適なHTML構造になっているかなどをチェック
  • Best Practices
    httpsなどの推奨されている技術を使用しているか、キャッシュを利用している、脆弱性があるAPIを使ってないかなどパフォーマンス低下につながることをしていないかチェック
  • SEO
    フォントサイズや、タイトル、ディスクリプション、アンカーテキスト、alt属性等のSEOをチェック

PageSpeed Insights」は「Lighthouse」のPerformanceに似ていますが、どのファイルが読み込みに時間がかかっている、画像要素のwidthやheightの指定など、ページの読み込みやユーザ操作によるレスポンスの速さに関することを細かくチェックしてくれます。

外部SEO

外部SEOは、SNSやチラシなどのPR活動を行って告知活動をすることです。
SNSの発信や、広告の発疹など自分たちの活動を理解してもらい、良い評判を獲得する、誰かに紹介してもらう、リンクを獲得するなどの機会を増やせます。

また良いコンテンツを書けばSNSで拡散し、ニーズを明確に自覚していない訪問者を集客できるメリットもあります。

SEOに役立つ無料ツール

先ほど内部SEOで無料ツールの「Lighthouse」、「PageSpeed Insights」をご紹介しました。
他にも無料ツールがあるのでご紹介します。

Google アナリティクス

Google アナリティクス」はウェブサイトのアクセス状況を分析できるツールです。

  • ユーザがどのようにウェブサイトにたどり着いたのか
  • ユーザがウェブサイトでのどのような行動をとったのか
  • 平均ページ滞在時間、直帰率、離脱率の確認

などさまざまなアクセス状況を見ることができます。

Google Search Console

Google Search Console」Webサイトの現状を把握したり、改善施策のデータが得られたりするツールです。
具体的には

  • Google検索での表示回数、掲載順位がわかる
  • サイトマップの追加
    Googleに新しく追加したページなどを伝える
  • Webサイトの重要な問題がわかる

など、検索エンジンから見たWebサイトの今の状況を確認することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はSEOについて簡単に説明しました。
また細かいSEO対策については違う記事を書く予定です。

この記事でSEOの大枠をつかんでいただければ大丈夫かなと思います。

SEO対策はさまざまなツールがあり、そのツールも使いこなせるようにならなければいけません。
私も日々SEOの勉強や、ツールの使い方などを勉強しているので、みなさんもこの記事でSEOに興味を持ってていただけたら嬉しいです!

この記事を書いた人
福田 弦

福田 弦

2020年にGlobal Web Desingを立ち上げ。得意分野は、コーディング、CMS構築、ディレクション。現在はブログ、マーケティングなどを勉強中。趣味はドラム。

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