公開日時:2022.05.14
最終更新日:2022/05/14
【初心者向け】WordPressとは?
こんにちは!
禁酒をはじめて寝不足のGlobal Web Designの福田です(笑)
みなさんはWeb制作や、ブログの作成などでWordPress(ワードプレス)と言う言葉を聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
WordPressはWebサイトの制作やブログの作成ができるCMS(Contents Management System)の1つで、 無料で使うことができます。
今回は
「WordPressって何?」
「WordPressってどんなことができるの?」
という方にむけてWordPressをご紹介します!
目次
WordPressとは?
WordPressとは、初心者でも簡単にWebサイトやブログの作成ができる、無料のCMSです。
CMSとはコンテンツ管理システムで、Webサイトのテキストや画像、デザインや画像、レイアウト情報を保存・管理できるシステムです。
CMSを使っていないWebサイトでは、HTML・CSSなどの言語を使って1ページずつ制作し、保存・管理をしています。
CMSを使っているWebサイトでは、データベースに保存されている画像や、テキスト、レイアウトを組み合わせて、Webページが自動で生成されます。
無料のCMSですが、個人のWebサイトから会社のコーポレートサイトまで幅広く利用されています。
WordPressを利用すれば、用意されたテンプレートを使って、テキストの入力、画像の挿入などをするだけでWebサイトを作成できます。
私自身もWordPressの案件がとても多く、ほぼWordPressを使ってWeb制作をしているといっても過言ではありません。
WordPressのメリット
ここからは、WordPressのメリットをご紹介します。
- テンプレートを使用すれば、初心者でもWebサイトを制作できる
- テンプレートが多いので、自分好みのテンプレートでWebサイトを制作できる
- プラグインが豊富なので、簡単に機能を追加できる
- WordPressの情報はたくさんあるので、ネット検索で解決できる
テンプレートを使用すれば、初心者でもWebサイトを制作できる
Webサイトを制作する時は通常、HTML・CSS・JavaScriptの言語の知識が必要になってきます。
しかし、WordPressを使用すると、HTML・CSS・JavaScriptの言語の知識がなくてもWebサイト制作ができます。
テキストや画像を挿入するだけで、簡単にWebサイトをつくることができます。
テンプレートが多いので、自分好みのテンプレートでWebサイトを制作できる
WordPressには「テーマ」と呼ばれるテンプレートが多く用意されています。
WordPressのテーマは、Webサイト全体のテンプレートになります。
テーマを変更すれば、簡単にWebサイトの構成やデザインを変えることができます。
テーマは無料のものから有料のものまでありますが、自分の好きな機能、デザインであれば有料を購入するのもいいと思います。
初心者の方はとりあえず無料のものから使いはじめて、WordPressの使い方や機能を覚えるといいでしょう。
プラグインが豊富なので、簡単に機能を追加できる
プラグインとはWordPressに機能を追加できる拡張機能のことです。
よく使われるプラグインの機能として
- お問い合わせフォームを設置するプラグイン
- セキュリティー対策ができるプラグイン
- ショッピングサイトに必要なカート機能や決済機能を追加するプラグイン
- SEO対策ができるプラグイン
など多くのプラグインが存在します。
特に、お問い合わせフォームはPHPをの知識がないと自分で実装するのはとても難しいです。
プラグインのおかけで、誰でも簡単にお問い合わせフォームの設置ができます。
WordPressの情報はたくさんあるので、ネット検索で解決できる
WordPressは数あるCMSの中で世界No.1のシェアをもっています。
世界中の多くの方に利用されているため、WordPressでわからなかったり困ったときは、ほとんどの場合ネットで検索すれば解決方法を見つけることができます。
設定や不具合の解決方法、プラグインの使いかたなど、さまざまな情報がネットで手に入れることができます。
WordPressのデメリット
次にWordPressのデメリットをご紹介したいと思います。
- サーバーに設置するには技術が必要になる
- WordPressで自分の好きなようにカスタマイズするには知識が必要
- サイトの表示速度が遅くなりやすい
- WordPressのシステムとプラグインの管理が必要
- セキュリティ対策が必要
サーバーに設置するには技術が必要になる
WordPressを使ってブログを作成したり、更新したりする作業には専門的な知識はあまり必要とされませんが、WordPressをWebサーバーに設置するには、サーバー管理技術が必要になります。
WordPressをサーバーに設置するときには、データベース(MySQL)、Webサーバー、PHPなどの設定ができなければ、WordPressを運用することが難しくなります。
WordPressのログイン情報を忘れた時など、データベース(MySQL)の操作が必要になってきます。
WordPressで自分の好きなようにカスタマイズするには知識が必要
WordPressで自分の好きなようにカスタマイズするにはHTML・CSS・JavaScript・PHPの知識が必須になってきます。
特にWordPressはPHPをつかっているので、PHPの知識は必須になります。
またHTML・CSS・JavaScript・PHPにくわえて、WordPressの本体構造も理解する必要があります。
ページ別のテンプレート階層や、「投稿」「固定ページ」のページの作成、WordPressの特徴や機能を追加するための「functions.php」の編集なども理解する必要があります。
サイトの表示速度が遅くなりやすい
WordPressはデータベースからデータを呼び出してファイルを生成するため、データベースの処理遅いとWebサイトへの表示速度が遅くなりやすいです。
表示速度が遅いとユーザビリティーが低下し、SEOに悪影響を及ぼしてしまいます。
ファイルを軽量・圧縮するプラグインや、画像容量を圧縮・変換するプラグイン、サイトスピードを改善するプラグインなどを使用し改善していく必要があります。
WordPressのシステムとプラグインの管理が必要
WordPressはPHPという言語をつかって動いています。
PHPにもバージョンがありWordPress本体は自動でバージョンをあげてくれます。
ここで問題になってくるのはプラグインのバージョンです。
WordPress本体とプラグインのバージョンが合わない場合、プラグインが正常に動作しなかったり、Webサイトの表示がおかしくなるということもあります。
なるべくプラグインはバージョンが古いものを使わないようにするや、バージョンアップの更新頻度が多いものを使用するなどの工夫が必要です。
また、プラグインはいろいろな機能を追加できてとても便利ですが、プラグインを追加しすぎるとメンテナンスも難しくなってしまうので注意が必要です。
セキュリティ対策が必要
先ほど「WordPressは数あるCMSの中で世界No.1のシェアをもっています。」とご紹介しました。
その人気がゆえにハッカーやクラッカーから狙われやすく、海外からサーバー攻撃を受けてしまいます。(私は攻撃をされたことがあります)
セキュリティー対策のために、システムやプラグインのアップデートを定期的にする必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はWordPressについてご紹介しました!
WordPressは簡単にWebサイトが作れるのでCMSの中ではとても扱いやすいです。
またプラグインも豊富なのでいろいろな機能を追加できるのはいいですよね!
その反面、オリジナルでカスタマイズしようと思うと、いろいろな知識が必要になってきます。
またセキュリティ面もしっかりしておかないと、攻撃されて大変なことになります。
WordPressに関しては引き続きいろいろな記事を書いていく予定です。
記事を読んでいただいて、少しでもWordPressに関する情報をお届けできたらいいなと思っております。